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2007年11月21日 (水)

交渉、そして妥協へ

この秋学期に履修している授業は合計4つ。必修科目である①Introduction to American Law(アメリカ法入門。Beerman教授)と②Legal Research and Writing Semina(ライティングセミナー)の2つに加え、③Contracts(契約法。Farnsworth教授)と、④Corporations(会社法。Walker教授)を履修しています。以下は、そのうち、②Legal Research and Writing Seminar(ライティングセミナー)に関する話になります。

ボストンの場合、LLMは10人程度のグループに分けられ、そこに、インストラクター1人と世話役のJDが1人ついて、ゼミナールを構成。そのゼミナール単位で、課題をこなし、ライティング力を高めていくことになります。具体的な課題は、弁護士事務所パートナーへの事務所内メモランダムの作成、事務所の顧客へのレター草案の作成、契約素案の作成など。最初のうちは全ての資料が与えられますが(自分で判例リサーチすることは不要)、後半は独力でリサーチをすることが必要となります・・・が、何だかんだでインストラクターはヒントをくれるので、リサーチで大きく戸惑うことはおそらく無いはずです(これも人によりけりです。過去、私はおもいっきり明後日のリサーチをしてしまい、相当惑わされました(^^;)。

で、現在、最後の課題に取り掛かり中です。具体的には、2人で一組となり、相対する立場で交渉の上、妥協案を見出し、契約案に落とし込んで提出する、というもの。皆、サンクスギビング前に交渉済ませないと締め切りに間に合わない・・・と思っており、今日は、ロースクールのあちらこちらで「Yes, I agree on this point ---」「But, please understand ---」と言い合っているのが漏れ聞こえました。Deal Breakすると評価が低くなるため、お互いに相手に配慮しあいまくる交渉になっています。うーん面白い。

私のパートナーは中国人の女性。私はスタートアップ企業の代理人で、彼女はフリーランスの技術者の代理人。コンサルティング契約を締結する交渉です。しかし、お互い話しているうちに、我々はお金が無い、向こうはお金がほしい、我々は技術者と成果物を囲い込みたい、向こうは会社から自由でありたい、と、立場が酷いほどに真逆。前述の通り、Deal Breakはできないことに加え、一方が過度に譲歩すると、2人の評価が下がってしまう・・・ため、お互いが持っている秘密情報を、途中から全てを開示しまくりで2人で妥協案を考えることとなりました。交渉、そして妥協へ。僕は最初から妥協したかったんですけど(^^;。

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