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2008年2月 2日 (土)

知的財産法の授業(1)

今学期の知的財産法(Intellectual Property)は、
ボストン・ロースクールの名物教授の一人である
Robert Bone教授(以下「ボーン先生」とします)
が担当しています。
教室は1420号
どうでもいいですが、教室のは以下の通りです。

1420

そして、その扉を開くと、以下の世界が展開します。
ま、フツーの教室です。

1420_4

以前も少し書きましたが、
ボーン先生のキャラは秀逸です。
ノートパソコンが叩き壊される・・・との不安を
掻き立てるほどのオーバーリアクションが出来る方は
そうはいないでしょう。
そのため、中央最前列には誰も座っていません
しかし、情熱を持った素晴らしい教育者であることは
誰もが認めるところで、
ある著作権法の概念を説明するために、
犬型の鼻マスクを複数種持参するなど、
非常に明るいオチャメさんでもあります
また、メールでまめにフォローをしてくれるので、
外国人である私には非常に助かっています。

さて、そんなボーン先生が導入している授業形式が
パネル形式」。
学生は全部で70人ほどいますので、
これを10人ずつ7グループに分けます。
で、この日はこのグループを当てる、と事前に決めます。
その日は、このグループの学生を当てるから、ちゃんと
予習よろしくね、というわけです。
マシンガン型ソクラテスメソッドよりはすっと穏やかです。

ボーン先生曰く、パネル形式を導入する理由は、
「ミスマッチ」を解消するためだとか。
「ロースクールの成績は期末試験で基本的に決まるが、
思うように成果が出せない人もいるかもしれない。
その時に自分にその生徒の情報(普段頑張っているな)
があれば、自分の権限内で、最大限成績を上げてあげる
ことができる。だからパネル形式を導入している。
パネルでとちっても、自分は成績を下げることはしない」
・・・ということだそうです。

このクラス、日本人は私を含め4人が履修していますが、
基本的にチキンを自認しまくっている我々としては、
ボーン先生に上記のように懇切丁寧に説明されてもなお、
ビビッております。
そして今日が、パネル形式導入後初の授業でした。

今日は、パネル#1が担当の日。
そして、同級生N氏がパネル#1でした。
他の日本人3名(H氏、S氏、私)
日本人が出来ると思わせないように頑張ってね
というネガティブな期待光線(S氏命名)を放ちながら
息を潜めてひたすらN氏に注目です。

が、今日はボーン先生がノリノリで、レクチャー形式で
自分で話してしまうため、誰も当たりません。
H氏は、N氏と怪しげなアイコンタクトを開始。
私の想像ですが、おそらくは
H氏:「なかなか当たらないね\(^▽^)/
N氏:「このまま行けば逃げ切れそうであります隊長
というような遣り取りがなされていたのでしょう。
この頃から、N氏の腕時計チェックの頻度
急に上がったとか上がらないとか。

しかしそれほど世の中(ロースクール)は甘くは無く、
突如、ボーン先生が生徒に質問を投げかけてきました。
まずは米国人学生(JD)が当たり、
ついで中国人LLMの同級生が指名され、
そして韓国人LLMの同級生が指名されました。
徐々に日本本土に近づいてきています。
これは本土決戦やむなしか?
しかし、ここでタイムアップ。
今日のところはN氏の逃げ切り勝ち言えるでしょう。

ちなみに授業後、ランチしながらN氏より話を聞いた所
あの時は既に激しく残存兵力に乏しかったため、
(本土決戦よりも)むしろポツダム宣言受諾
検討していたとの由ヾ(- -;)。

なお、私は「パネル#7」なので、少し時間があります。
身の処し方はゆっくり考えようかな思っています。
基本的には勉強あるのみなんでしょうけど・・・(;^_^A

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