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2008年9月28日 (日)

「は」と「が」の違い

派遣元企業と付き合いのある米人弁護士が所用でボストンに来る、とのことゆえ、夕食を一緒することにしました。彼がスーツを着ているであろうことは目に見えているので、この日は私もスーツを着て授業に出席。ちょっと怪しく映ったかもしれません。

彼が親日家であることもあって、日本について質問や説明を求められることも多いです。
彼が言うには

「日本語の『』というのは、
『Twilightさん、ゴルフをしている』というのを英語にした場合
As for Twilight-san, he is playing golf』
ということだと理解しているのだが、どう思う?」

彼の日本語はカタコトなのですが、なかなかの分析です。
確かにそう言い表せば、主語「Twilight」を、
より周囲の動作主体と比較して、より引き立たせることが
英語でもできるなぁ・・・
これはありえる説明です。素直に感動してしまい、
「なるほど・・・いい説明だと思う」
としか答えることができませんでした。
まったくお恥ずかしい。

結局、本日の英語レッスンはマン・ツー・マンで3時間。
無料どころかお寿司(@レストラン銀座)のおごり付き。
疲れましたが深謝です。ありがとうございましたm(_ _)m

(追伸)
さっき体重計に乗ったところ、69.0キロでした。

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ボストン生活」カテゴリの記事

コメント

私も寮の仲間に日本語を教えていますが、てにをははどうしてそうなるのかとよく聞かれ、その度に答えに窮しています。

話題になっている「は」は、主語ではなくて「話題の提示」だと昔、現代文の授業で聞いたような覚えがあります。その弁護士さんの説明であっていると思います。

「は」と「が」の定義はつぎの通りと考えます。
  「は」は主題部を受けて叙述部につなぐ格助詞。
  「が」は叙述部を受けて主題部につなぐ格助詞。

したがって、彼の「は」に対する理解は妥当です。

ちなみに、「が」に対しては如何でしょうか。

    Who is running?  → He is running.
    What is he doing? → He is running.

    誰が走っていますか?  →彼が走っています。
    彼は何をしていますか? →彼は走っています。

英語には「が」型の主題部・叙述部提示形式がないので、違う質問に対して同じ文で答えるケースが発生します。

上の疑問文をみれば「は」と「が」の定義が納得できると思います。

はじめまして。私の考える「は」と「が」の役割分担を書かせて頂きます。整理の仕方が今までの説明と違うだけなのですが、すごく単純なので是非お読みください。
 説明の都合上、「aはA」及び「aがA」という形の文の「a」を主部,「A」を述部と形式的に呼ぶことにします。

【その1】 主部aを含む具体的な集合が既に与えれている(または想定される)場合
例 {サメ,クジラ,マグロ}の中で哺乳類はどれか?という質問に対する答え
「クジラが哺乳類だ」は、クジラは質問に対する答えとして相応しく、サメとマグロには否定的です。そこで、意味は次のようだと考えられます。
   サメ・・・・弱・・・・哺乳類だ
  クジラ━━強━━哺乳類だ
  マグロ・・・・弱・・・・哺乳類だ
同じ質問に対する答え「クジラは哺乳類だ」はサメとマグロに関しては肯定も否定もしておらず、クジラについてのみ哺乳類に含まれると述べているので、意味は次のようだと考えられます。
   サメ--?--哺乳類だ
  クジラ─────哺乳類だ
  マグロ--?--哺乳類だ
【その2】主部aを含む具体的な集合は登場しておらず、いくつかのaが考えられる場合
例.生まれて初めて動物園でキリンを見た子供が「うわー、首が長い!」と言った場合、普段見る動物の首と比べて長いと言っていると受け取れます。そこで、この文の意味は次のようだと考えられます。
(犬)    首・・・・弱・・・・長い
(キリン)  首━━強━━長い
(猫)    首・・・・弱・・・・長い
例.数学の先生が授業の始めに「三角形の内角の和は180°である」と言いました。これは、どの三角形の内角の和も180°であるという主張なので、この意味は次のようだと考えられます。
(直角三角形)  三角形の内角の和─────180°である
(正三角形)   三角形の内角の和─────180°である
(鈍角三角形) 三角形の内角の和─────180°である
どのaについても言えることではないのだが、このaについてはAであるという場合は「aがA」と言います。それに対して、どのaについてもAであるという場合は「aはA」と言います。
【その3】主部aを含む具体的な集合は登場しておらず、さらに、いくつかのaも考えられない場合
例.ある暑い日に帰宅した会社員が「あー、のどが渇いた!」と言いました。これは、いつも渇いているわけではないが、今、渇いていると主張していると受け取れます。そこで、この意味は次のようになります。
(過去) のど・・・・弱・・・・渇いた
(今) のど━━強━━渇いた
(未来) のど・・・・弱・・・・渇いた
例.先生が理科の授業の始めに、「太陽は東から昇る」と言いました。これは、太陽はいつでも東から昇るという主張だと受け取れます。そこで、この意味は、次のようだと考えられます。
(過去) 太陽─────東から昇る
(今) 太陽─────東から昇る
(未来) 太陽─────東から昇る
いつのaについても言えることではないのだが、このときのaについてはAであるという場合は「aがA」と言います。それに対して、いつのaについてもAであるという場合は「aはA」と言います。

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