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2008年9月18日 (木)

Propertyの授業(1)

Property(不動産法)を担当するのは
某コンビニを髣髴とさせる名前をしている
Lawson教授。週3回です。
Johnの薦めもありAuditしています。
スーツを着て授業している教授が多い中、
彼は思いっきりラフな格好をしています。
そしてウエストポーチを常につけています。
ちょっと奇人な雰囲気がありますが、
バーブリでPropertyを教えていた
突然歌を歌いだして笑い出す
セクシーおばさまに比べればずーっとまともです。

Lawson教授は、最初の授業で
「私はソクラテスメソッドを否定するものではないが
 このクラスでは一切使わない。私がしゃべる。
 Seating Chartは回すが、これは当てるために
 使うものではない」
と言い切り、1LのJD学生から喝采を浴びていました。
学生時代、よっぽどイヤだったんでしょうかね???
そんなわけで授業は完全なレクチャー形式です。
私が分かっているかどうかは別として
英語は比較的聞き取りやすいです。
(ファーンズワース御大に比べればもう誰だって。。。)

バーブリではProperty(不動産法)は
Estate of Land(不動産権)から入り
Fee Simple(単純不動産権)だなんだと
覚えさせられますが
(そしてもう完全に忘れてしまっていますが)
授業では「モノの(所有の)帰属」といったあたりから
入っていきます。
最初の判例は
Pierson v. Postという1805年の英国判例で
PiersonもPostも所有していない土地において
野生のキツネの皮を得るのは
キツネを追っかけていたPostか?
途中でStep-inしてキツネを撃ち殺したPiersonか?
というものです。
結論はPiersonの勝ちなのですが(理屈は省略)、
この判例においては、土地の所有者がその土地で
Wild Animals(野生動物)を狩る権利がある、
ということを抑えることがより重要であるようです。
ちなみに今日扱った判例(1995年アイオワ州最高裁)
もまあ似たような感じで、
飛行機の翼の中に隠されていた現金18000ドルの
帰属をめぐり、以下4者が争ったケースでした。
 ①:発見者(航空会社の従業員)
 ②:航空会社
 ③:航空会社の所有者
 ④:飛行機の所有者(銀行)←これが答え
現金18000ドルはMislaid Property(置き忘れ品)で
あるため、Premiseの所有者である銀行が、
(真の所有者以外であれば)誰にでも権利主張しえる、
というのが判旨のようです。

さて今学期、私はCセクションに属する
1L科目(ロースクール1年生の基礎科目)を3つ、
合計週9コマ取っています。
そんなわけで
私のメールアドレスは1LのCセッションに登録されて
しまっており、たまに1L向けのメールが来ます。
(1LのCセクションの代表者選挙には
 私に投票してね♪クラスを盛り上げるわ♪とか)
ちょっとした1L気分が味わえていますので
この登録ミスはしばらくこのままにしておこう、と
思っています(*^-^)

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