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2008年9月25日 (木)

得べかりし寿命と失われし体重

水曜日は、Property -> Torts -> Civil Procedureと
1L科目が3つ続きます。
さっき、Tortsの授業が終わりました。
今は、Civil Procedureが始まる前の休み時間です。

①テキスト読み60%~80%
②教授の英語40%弱(F御大の場合は▲25%
③JD学生の英語10%未満
これが現時点での私の(集中力最大発揮時の)
英語読解聞き取り力の正直ベースの数値です。
そんなわけで、未だに私の学習の生命線は
テキスト読みの予習段階でどれだけ理解しきるかに
かかっています。

知識が少しづつながら増えてきたおかげで、
テキストを読んでもさっぱりやねん、
ということは少なくなりましたが、
読んでも分からないことはまだまだまだあります。
例えばTorts(不法行為法)のテキスト131ページ目の
以下の記載。

Wrongful Prolongation(成就しなかった延命治療)に伴う
損害賠償請求が裁判所に否認された、という事案において、
テキストにはシレッと以下の一文のみ載っていました。
"The court had determined that the alleged 'harm that was
proximately caused by a medical professional's breach of
duty in a prolongation-of-life case was the benefit of life,
a harm which courts have repeatedly refused to compensate'"

"benefit of life"????
辞書にはもちろん載っていません。

テキストではその直後で、
延命治療の憲法的側面について論じるとか言っているので、
「生命の尊厳」とでも捉えておけばいいのかな。。。
しかし、どうもしっくりきません。
そこでSilbargh大先生に訊いてみたところ、

「あー、これってちょっとTrickyなのよね。貴方の理解は
違うわ。何ていったらいいのかしら。。。その延命治療
がうまくいっていたら伸びたであろう命、ってとこかしら」

・・・なるほど。ということは、
日本語でかつ一言でムリヤリまとめると、
得べかりし寿命」とでもいったところでしょうか。
とするとテキストがいいたかったことは、
「延命治療において医師の注意義務違反によって生じた
損害は、得べかりし寿命とでもいうものであって、これは
裁判所が損害賠償にそぐわないと繰り返し述べている
所である」
といったあたりになりそうです。

数時間かけてようやく分かったのはいいものの
分かってみると何だこんなことかという脱力感。
アメリカに来て何度味わったことでしょうか。
まったくやれやれです(〃´o`)=3

(追伸)
①:ダイエットが功奏し、
  体重がとうとう70キロを切りました(現在69.5キロ)
  失われし体重ですバンザイ\(^▽^)/
②:Procedureの授業で、ファーンズワース御大が
  「僕の試験はClosed Bookだからね~」
  と今日宣言していました。
  試験の時に資料持ち込めないのは痛いなぁ・・・。

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コメント

「失われし体重」おめでとうございます!あまり急激にやせた反動で「戻りし体重」とならないようお気をつけください(笑)。

North Riverさん

いかにもどなたか察しがつくお名前でのコメント、どうもありがとうございます。今のところ反動はなく、快調に痩せています。North Riverさんもお気をつけて。

Twilight

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