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2009年1月23日 (金)

夏の日の1993、冬の日の2009

昨年5月に卒業したJDの友人がボストンに来ると言うことで、同期I氏のアレンジで、今日は飲み会でした。どうも目がさえて眠れなくなってしまったのですが、かといって勉強する気にもなれません。
今回は、そんな経緯で書いているエントリです。

夏の日の1993」(Class)は私が好きな曲で、勉強に飽きたとき、今でもたまにYou Tubeで聞いています。今度、そのリメイク版である「冬の日の2009」が出たらしいですね。

1993年夏、私は高校二年生でした。神奈川にある、某私立男子校に通っていました。クラスは国立文系。担任は英語の教師
以下は、ある夏の日になされた、担任と生徒とのやりとり。

「いいか、お前ら。お前らがまず認識しなければならないことがある。お前らはイチローじゃない、ってことだ」

「センセー、僕、一郎ですけど・・・」

「おめーはバカかっ!お前らには、イチローのように、それだけで食っていける才能があるわけじゃない、ってことだ。世間で一定の評価を得たいんだったら、いい大学にいくしかないんだ」

「そのために必要なことは何か。英文法に確実に即した和訳ができることだ。お前らが目指すべき大学は、英語の長文和訳をハイレベルで求めてくる。そこで差がつく。文法に即しながらも、こなれた訳をして、こいつただもんじゃねえ、ってことを答案でアピールするんだ」

「いいか、それで英語が喋れるかどうか、なんて考えるな。迷うんじゃない。日本の大学は、英語がしゃべれるかどうかなんて気にしちゃいない。関心があるのは、読めるかどうかだけだ。『英語を喋れるようになるためにはどうしたらいいのか』なんて点数にならないことは、大学に受かってから考えてくれ

「センセー、先生は英語、しゃべれるんですか?」

「しゃべれん」

「えー」

「うるせー、オレは仏教徒文句あっか

・・・生徒も、さすがにそれには文句言えませんでした(笑)。

そんな彼が我々生徒に徹底的に叩き込んだのは、英語を名詞的要素副詞的要素形容詞的要素に分類して修飾関係を徹底的に読みきるというもの。授業では毎度のように、(彼が言う所の)目指すべき大学の過去問の英文を、名詞的要素を〔  〕四角かっこ)、副詞的要素を< >(三角かっこ)、形容詞的要素を(  )丸かっこ)でくくり、修飾関係を矢印で表して、ひたすら和訳していました。
毎回ある小テストも過去問なのですが、これがイヤでイヤで。10点満点なのですが、おそらく平均で3点くらい。0点も結構取りました。

2009年冬、そんな私も一応ロースクール生ですが、結局のところ、今でも同じことをやっています。進歩がないなぁ・・・。私のケースブックは〔  〕< >(  )だらけです。少しは英語が話せるようになったとは思いたいのですが、今日の授業後、JDのFさんと雑談をしていた時、彼が話していることが実はよく聞き取れませんでした。自分の英語力は上達しているのだろうか?と、自問自答の毎日です。
適当に相槌を打つテクだけは上達したような気がしますけど。

まあ、いざとなったら、あの夏の日の担任の先生のように、清々しく開き直ってやろうかな、と思っています(;^_^A

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